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4月 29th, 2018

4月 29 2018

蟹江のもろこ寿司

フナの新子を「新ばえ」と言ったが、

この新ばえを甘露煮にして

寿司飯のうえに角麩と並べて押し寿司にした郷土料理があった。

一般的にはもろこ寿司と呼ばれる料理だが、

蟹江では新ばえを使うことが多かったと思う。

祝い事があると作られたようだが、

幼い私はフナの苦みが苦手で、そんなに好きではなかった。

フナは身近な川魚だったので

子どもでも簡単に新ばえを網ですくえた。

はっきりした記憶はないが、

田植え後の春祭りとかに出されていたのではないだろうか。

 

 

4月 29 2018

蟹江の井戸

私が生まれ育った蟹江の自宅は、

隣家に井戸があって、

夏にはスイカを冷やして食べたものだ。

この井戸の他にも部落用の井戸があり、

その井戸からは冬場、湯気が立ち上っていた。

おそらくこちらの井戸の方が深かったのではないかと思われる。

大人たちがここを掘ったら、きっと温泉が湧くと言っていたのを覚えている。

そして、小学生になったころ、蟹江に温泉が湧いた。

尾張温泉の始まりである。

当時は遊園地も作られ、歌謡ショーもあって

こまどり姉妹、いとしこいしも生で見た。

農家の人たちが従業員として働き、活気があった。

蟹江にも高度成長の波が押し寄せていた時代である。

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